【80'sジャパメタFEVER777 ”無双”】 ライヴ・レポート
日時:2017年8月11日(Fri.)
会場:梅田TRAD
2017年8月11日に梅田TRADで行われたイベント、【80'sジャパメタFEVER777 ”無双”】。まさにたイベント・タイトルが示すようにじ'80年代に私たちの心を熱く揺るがせたバンドが10バンドも出演されたこのイベント!当日が待ち遠しくて何日指折り数えた事か...。当日の朝からワクワクして現地へ到着。 会場前では多くのオーディエンスが既に会場入りをして、開演を首を長くして待っていた。 このページで当日の心に深く刻んだ想い出を振り返って頂けるな幸いです。勿論このページだけで、しかも拙い文章ですべてをお伝えできるとは思ってはいませんが、一助になれれば幸いです。
※残念ながらバンド側様の許可をいただいておりませんので、画像のアップはしておりませんので、予めご了承ください。尚、「セトリ知ってるよ(分かるよ)!」って方、是非とも情報提供頂けると幸いです。ご協力よろしくお願い申し上げます。
Jeepers Peepers / ジーパーズ・ピーパーズ
ポップス感のある歌メロで聴きやすくて、そこに盛り込まれた骨太なロック・テイストとが合わさり 独自のサウンドを聴かせてくれました。こういうポップス感のある歌メロって聴いていてすんなりと心の中に突き刺さり、 すぐに溶け込んでいくのですごく好きなんですよね~!
Jeepers Peepers are...
- Vo:
- G:Terry Tsuji
- B:
- Ds:
Set List
Roxcy / ロキシー
ヴォーカル上手い!まず、そう思った!声量もあるし、存在感がありました。ギターの伊藤氏もロックにとどまらないジャンルの広いアプローチでソロを展開され、キーボードでおサウンドに厚みと軟らかさを与え、そこへボトムを支えるグルーヴ感のあるベース・ライン、タイトなサウンドでバンド・サウンドの要となるリズムを刻むドラムとすべてが高次元で融合して大人のロックを聴かせてくれました!
Roxcy are...
- Vo:松原 ひろゆき
- G:伊藤 学
- B:しばたたけし
- Ds:佐藤潤一
- Kb:
Set List
CHRIST / クライスト
ロッキーのテーマをオープニングに登場。 シンプルなロックンロールを基調にした音楽性に、”漢”らしいハード&スピードをプラスしたクライスト独自の音楽性が素敵なバンドだ。
CHRIST are...
- Vo:村上 浩一郎
- G:富良野 弾
- B:森本 晋也
- Ds:二井原 教仁
Set List ---
- ?
- ?
- ?
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- All Your Stuff
- ?
FORT KNOX / フォートノックス
フォート・ノックスは初体験。ハードなサウンドだが、RAY氏の聴きやすくて印象的な歌メロが明るめのアメリカン・ハードなロックン・ロールを奏でている!
吉永 "GOKI" 邦春氏はさすがにカッコいいギターを弾かれるし、RAY氏めちゃくちゃ男前やし!
山口 "PON" 昌人氏はパワフルでタイトなドラミングを披露し、今回から加入されたベースのチャン・ハマー氏のウネるグルーヴがフォート・ノックスに確実に新しい風を送り込んでいる!と感じた。
ポップス・テイストを感じる "SOUTHERN BEAT"はオーディエンスを巻き込んで合唱し、"22-DYNAMITE" は心地良いハード・サウンドに埋もれて、これまた大合唱!
あっという間の30分程のステージが終わり、絶対にまた見たいと感じた!!
FORT KNOX are...
- Vo:佐藤 "RAY" 彰雄
- G:吉永 "GOKI" 邦春
- B:チャン・ハマー
- Ds:山口 "PON" 昌人
Set List
- Opening S.E. ~ ? ~
- TOO LATE
- SOUTHERN BEAT
- CHICKEN HOUSE (cook-a-doo.dle-doo)
- 22-DYNAMITE
MEDUSA / メデューサ
オーソドックスであり、ブリティッシュ要素を取り入れた独自の音楽性を追求してウネリのあるメデューサ・サウンドにこの日は酔いしれた。
MEDUSA are...
- Vo:高原 克也
- G:渡部 和聡
- B:岡田 英希
- Ds:河合 正嗣
Set List
- ?
- GRAB IT WITH YOUR WINDOM
- ?
- ?
- Make Me So Hot
- Nothing Of You
Shotgun Marriage / ショットガン・マリッジ
このイヴェントとの主催者でもあるカッチン氏率いるショットガン・マリッジ。
音楽性は明るめの爽やかなアメリカン・ロックを聴かせてくれる。
コーラス・ワークもきれいだし、メンバーはテクニカルであり、そこへグイグイとオーディエンスをコミカルな話術で惹き込む力のあるカッチン氏が存在感を示す!
何度でも観たい・聴きたいと思うバンドだ!
Shotgun Marriage are...
- Vo:カッチン
- G:Minoru
- B:カッシー
- Ds:堀江仙人
Set List
MEPHISTOPHELES / メフィストフェレス
漢っぽいスピーディーな正統派パワー・メタルであり、随所にスラッシーな要素も盛り込み、ツイン・ギターを活かしたメロディを大切にしたソロを挟み、重く速い音楽性とのコントラストが映えている。
Track 3の "Get Higher" では岡垣 "Jill" 正志氏がショルダーキーボードを引っ提げての参加をされ、ギターとのソロの掛け合いで、曲に重厚感を加え、また場を盛り上げられていた!
ROB氏のハイトーン・シャウトは一度聴けば忘れられないインパクトももち、バンドのカラーを決定づけていると思う。
MEPHISTOPHELES are...
- Vo:梅原 "ROB" 一浩 / Kazuhiro "ROB" Umehara
- G:梶谷 "TaDashi "禎 / Tadashi Kajiya
- G:HIRO [Support from La'cryma Christi]
- B:池田 鷹浩 / Takahiro Ikeda
- Ds:佐藤 "Jun-ichi" 潤一 / Junichi Sato
- Guest Kb:岡垣 Jill 正志 (from TERRA ROSA)
Set List
- SE 死の舞踏 ~ Death Game ~
- I'll Take You To The Top
- Get Higher *
- You Keep On Trying
- Into The Nightmare
*with 岡垣 "Jill" 正志 (from TERRA ROSA)
RATTLESNAKE / ラトルスネイク
7年ぶりの再結成の今回のライヴではギターに44マグナムの梅原 "Paul" 達也氏のPAUL POSITIONやLUNA SEAのSUGIZO氏とも活動されている凄腕ギタリストのチャーリー氏を迎えて骨太でワイルドなロックを聴かせてくれた。
元ハリー・スキュアリーで’84年発売されたオムニバス・アルバム『BATTLE OF METAL』リリース時に、渡辺 憲一氏がゲストで出演し、ハリキューのポップ・テイスト溢れるアメリカン・ロックな名曲 "ROCK'N ROLL PARADISE" を演奏してくれた!
このメンバーでこの曲を聴けるなんて、なんとも素晴らしい体験が出来たと思います!!
RATTLESNAKE are...
- Vo:足立 次郎
- G:Charlie Tanaka
- B:関 勝美
- Ds:出原 卓
- Guest G:渡辺 憲一 (ex.Hurry Scuary)
Set List
- READY TO ROLL (ROCK IT COOL TILL DIE)
- Not The Mixed Cheap Thing
- ?(Instrumental)
- ?
- ROCK'N ROLL PARADISE
SNIPER / スナイパー
30年ぶりの復活がみせた感動の一夜!
第3期のメンバーによる復活をこの眼で見、この耳で聴き、心に深く深く刻んだライヴを振り返ってみる!
この日最後から2番目に登場したスナイパーが登場する時間になると、ステージ前付近は勿論の事会場全体が異様な興奮と熱気に包まれていた!
私はこの第3期のライヴを体験した事が無いので、始まる前から凄く興奮していた!
"FLY BY THE WING" のバーニー氏のリフが始まると、全体が拳を振り上げる・一緒に歌うオーディエンスと共に会場全体のヴォルテージが一気に上り詰めていくのが手に取るようにわかる。
この日披露されたのは、新旧織り交ぜてのナンバーで、2曲目は "OPEN THE ATTACK"。
板倉氏のパワフルなドラムと、横谷氏の奏でるグルーヴとが重なり合い、重厚なサウンドがこのスナイパー・サウンドの要と言っても過言では決してないはずだ。
続く "SUN SET"のミドル・テンポのバラードで聴かせるバーニー氏の泣きのギター・ソロは初めてデモ音源を聴いた時の感動が生で再現されることにより幸福感が倍増された。
"OVER THE SKY"のイントロを聴くと、若かりし頃本当に聴き過ぎかというくらい聴いていたスナイパーを思い出し目頭が熱くなってきた。いま、それを自分は生で観ているんだと感動が抑えられなくなった、音楽の持つ力強さと不思議さを再認識された感じがする。
M.C.を挟んで、"DRIVING YOU CRAZY NIGHT"のコーラスから始まり、ギターがリフを刻み始め、ベースとドラムの小気味良いリズムが乗り、レオ氏の衰えることを知らないハイトーンが冴えわたる!!
そして、怒涛のように続くラスト・ナンバーの "IMPACT"のイントロが始まると、「キャ~(ウォ~)」という嬉しさのあまり叫ぶ声があちこちから聞こえてくる。期待以上のナンバーにまさに熱気ムンムンの会場だ。
曲はそのまま、スナイパーの代表ナンバーである、"FIRE"へとなだれ込んでいく様にトリハダものだった! 凄い!凄すぎる、このライヴ!!!
大阪で近年バーニー氏の立つステージを拝見したことはあるが、あくまでも違うバンドへの参加という事もあり、この日観たスナイパーの曲を演奏するバーニー氏を観たのは昔バイトしてバーボンハウス以来という事もあり、感動したことは言うまでもないことだ!
SNIPER are...
- Vo:吉田 "LEO" 隆
- G:日下部 "BURNY" 正則
- B:横谷 "WATARU" 渉
- Ds:板倉 "JUN" 淳
Set List
- FLY BY THE WING
- OPEN THE ATTACK
- SUN SET
- OVER THE SKY
- DRIVING YOU CRAZY NIGHT
- IMPACT ~ FIRE
RAJAS / ラジャス
そして、当日の大トリの登場!
センちゃんのヴォーカルは相変わらずパワフルで歌唱力も抜群だった。
セトリは最近のアルバムから1曲を交えての構成だが、往年の名曲群を多数用意することによりオーディエンスの熱はいやが上でも盛り上がってくる!!おそらく聴きに来るであろうオーディエンスの客層を考えてのセトリを組んだと思われるが、自分も含めて大満足の内容だったことは間違いない!
"ROCK SHOW" で心を掴み取り、"ON THE REAL FIRE" でさらにその心を離さぬ如く力強くライヴは進んでいく。
M.C.を挟んでファスト・ナンバーの "MOTHER OF THE EARTH" へと突き進む。まさに休む暇など与えず拳は振り上げたまま、心躍るパフォーマンスである。
大好きなナンバー "LIAR" からラスト・ナンバーの"SHOCK!!" へと怒涛の攻撃だ。
サビの歌詞、
♪Shock! Oh,My Baby Don't You Cry To The Night Shock! Oh,My Baby Please Love Me Tonight♪
の箇所はオーディエンスと一体となってのまさに大合唱!!観ていて、聴いていて代位感激のトリハダものだった。
一旦ステージを下りていくメンバーに、早くもあちらこちらから”アンコール”の声が上がっていき、その声は会場全体へと波及していく。時間的制約もありほどなくメンバーは再度ステージへと戻ってくる。
待ちかねたように、いやまだ聴かないと帰れない!とでも言うように盛り上がる会場全体の空気。
そして、この日のラスト・ナンバーである "STRAIGHT FIGHTER" で幕を閉じた。
そして、この日出演されたメンバーの多くがステージへと出てこられ、本当に最後の曲を大セッション大会で締めくくる!選ばれた曲は、T.REXの "20th Century Boy"。
名曲であり、盛り上がらない訳がない(^.^) ソロも何人かのギタリストで廻していきそれぞれの個性がぶつかり合い、見ていて楽しい時間だった!
7時間30分くらいだったと思うが、なんかあっという間に過ぎてしまった幸福な時間だったと言えよう。
自分が思うには、おそらく往年のジャパメタ・バンドが多数出演し、しかも自分の過ごしてきた中で聴いてきた音楽・バンドの熱いステージと魂のこもったステージングに酔いしれるうちに、若かりし頃のパワーが自分の中に宿り力強さを蘇らせたのだと思う。
そこが音楽の素敵な力だと思う! また、こういう機会があれば絶対に参加しようと思う。
RAJAS are...
- Vo:森川 "SEN" 邦子
- G:後藤 "AKKUN" 晃宏
- G:遠藤 コースケ
- B:七條 義則
- Ds:福村 "BABACHAN" 高志
Set List
- Opening S.E. ~ ROCK SHOW ~
- ON THE REAL FIRE
- MOTHER OF THE EARTH
- LIAR
- SHOCK!! ~Encole~
- STRAIGHT FIGHTER
Session ~ 20th Century Boy / T.REX ~
~番外編~
ライヴ前にSNSで知り合ったS氏と会場内で出会えたことは非常によかったです!
約8時間という長丁場も凄く短い時間に感じられたのは氏のお蔭だと強く想います!
まるで、以前からの知り合いという感じで接してくださったのでリラックスして素晴らしいライヴを堪能できました!
全てのライヴが終わり、会場内でSNS等で出会った方々との出会いがあり、ライヴ終了後会場内へ顔を出されていたスナイパーのベーシスト横谷 "WATARU" 渉氏と念願叶って出会えて少しの間でしたがお話をする事が出来ましたし、会場外へ出るとバーニー氏と記念撮影もできましたし、サイトの事もご存知でした。嬉しい限りです!
記念撮影をして頂いた後は、ライヴ・レポを上げてもいい事、写真も掲載させて頂くことを許可してくださいましたのでここにアップさせて頂きます(^.^) (Burnyさん、改めてこの場をお借りして御礼申し上げます)
そしてそして、元スナイパーのマネージャーをされていたOSAMU氏ともSNSを通じて知り合う事が出来、会場でお話をする事が出来ました!本当に夢のような時間を過ごす事が出来ました。
感謝です!また、このような素晴らしいライヴを体験できることを願い...!