Japan Metal Indies

アクセレーション10周年記念ライヴ・レポ


2013年の今年、管理人の地元でもある福山を中心に活動。また最近では東京・大阪・名古屋など活動範囲を広げ、ファン層を開拓している。そのアクセレーションが結成10周年を迎えた。その記念ライヴ・レポをここにアップします。

これをきっかけに知った方、今までも応援してこられた方もまだまだ彼らを応援してほしいと願い!
そして、オープニング・アクトを務めてくださった "SIX STRING SCREaMIN' " さんの素敵なステージングも併せてご覧頂き、この地元福山を中心に活躍する両バンドやシーンを盛り上げていける一助になればと切に願う・・・

SIX STRING SCREAMIN' / シックス・ストリング・スクリーミン 編










<クリックでオフィシャル・サイトをご覧頂けます>

SIX STRING SCREaMIN' are.....

  • Vo:若井 律也
  • G:田中 和男
  • B:上本 幸司
  • Ds:畝川 裕佑

track list...

※詳細分かり次第アップします。

まず最初に登場したのは、地元福山を中心に活躍する"福山重金属楽団" SIX STRING SCREaMIN'(略:S.S.S.)。
今年になって観るのは、倉敷REDBOXにてアーク・ストームのO.a.で出演された時以来だ。
個人的に以前から付き合いのあるドラムの畝川君は、ジャパメタに関しては造詣が深く、情報交換などをしていた。 そして、またドラムが凄く良いんだ!若いのにテクニックはあり、ツボを知り尽くしているドラミングをいつもステージで披露している。その彼が叩くバンドとなりゃ興味が湧かないはずがない。

そのバンドのサウンドの方は、安定したドラムとベースに乗り、ハイ・トーンを駆使したメロディアスな歌メロがとても印象的であり、様式美の要素をちりばめたリフやソロを展開し、オリジナリティーあふれる楽曲群でオーディエンスを引き込むバンドだ。
楽曲もオーディエンスが一緒に口ずさめるメロディ・ラインがあったり、楽しめる・唄える・聴かせるサウンドでそこがこのS.S.S.の最大の強みだと思う。
今後もライヴの時には足を運んでみたいと思わせる素敵なバンドであり、早くオリジナルのアルバムをリリースしてほしいと願うバンドの一つだ!

↑このページのはじめに戻る

AXXELATION / アクセレーション 編


<クリックでオフィシャル・サイトをご覧頂けます>

※ライヴ音源配信を予定しております。

track list...

★第1部★

  1. AXXELATION / アクセレーション
  2. Wiggy / ウイジー
  3. METaL HOLIC / メタル・ホリック
  4. Explode into space / エクスプロード・イントゥ・スペース
    • Vo:Hiromi
    • G:Seijun
    • B:藤原 SYU
    • Ds:T-市川
  5. Silver & Gold / シルバー&ゴールド
  6. 火の鳥 / 火の鳥
  7. Crazy Fighter / クレイジー・ファイター
    • Vo:Hiromi
    • G:Seijun
    • B:藤原 SYU
    • Ds:畝川 裕佑【前ステージ・ネーム:音夢 (ねむ)】
  8. 裕佑 & Toshihisa ~DRUMS BaTTLE~
    • Ds:畝川 裕佑
    • Ds:Toshihisa
  9. Warriors / ウォーリアーズ
  10. Earth of fire / アース・オブ・ファイヤー
  11. MIND REVOLUTION / マインド・レボリューション
  12. Gut Fighter / ガット・ファイター
    • Vo:Hiromi
    • G:Seijun
    • B:Hajime
    • Ds:Toshihisa

★第2部★

パート・チェンジ曲

  1. WILD aNTHEM / ワイルド・アンセム
    • Vo:Toshihisa
    • G:Hiromi
    • G:Hajime
    • B:Seijun
    • Ds:上本 幸司 <S.S.S.>

    セッション曲

  2. MORE / モア
    • Ds:岩ちゃん <MUSIC FaCTORY Store Manager>
    • Ds:畝川 裕佑 <S.S.S.>
    • B:上本 幸司 <S.S.S.>
    • B:藤原 SYU
    • G:Seijun
    • G:田中 和男 <S.S.S.>
    • Vo:Hiromi
    • Vo:若井 律也 <S.S.S.>
  3. IN THE MIRROR / イン・ザ・ミラー
    • Ds:Toshihisa
    • Ds:T-市川
    • B:上本 幸司
    • B:藤原 SYU
    • G:Seijun
    • G:田中 和男 <S.S.S.>
    • Vo:Hiromi
    • Vo:若井 律也 <S.S.S.>
  4. Red Beat / レッド・ビート
  5. Wolf / ウルフ
  6. Black Mirror / ブラック・ミラー
  7. Speed of the Star / スピード・オブ・ザ・スター
    • Vo:Hiromi
    • G:Seijun
    • B:Hajime
    • Ds:Toshihisa

2013年の盛夏、活動10周年を迎えることができたアクセレーション。
本日のメインであり、10周年という長くもあり、あっという間だったのかはいずれ本人たちに確認してみないとわからないが・・・。
とはいえ、口で言うほど簡単なもんじゃない。一つのバンドを長く存在させて発展していきたい!と願うのはどのバンドだってあるはずだ。

が、しかしそこがまた難しい。バンドとしての産声を上げた当初は、正直この場を迎えることを想像しえただろうか!?
もちろんそれを目標にするのは当たり前とはいえ、当たり前が当たり前にならないところに存続という大きな大きな壁が立ちふさがっているのだから。
紆余曲折を経ながらも、ここまでアクセレーションというバンドをまさに生きている個体へと変化させてきたんだから!

『ローマは一日にして成らず』

携わってきた関係者の努力なくしては、到底成しえなかった一つの節目を迎えるに当たり、携わってきた全関係者に敬意を表したい。おめでとう!

このアクセレーションというバンドのサウンドをまだ触れてないって方に説明すると、80年代の古き良きサウンドを軸に、若い世代のメンバーとの融合により、斬新なサウンドへと変貌させて、女性ヴォーカルの鋼鉄系正統派メタル・バンドといえるだろう。

そして、当日の模様をお伝えしようと思うが、先にも述べたように、全関係者という単語がここで意味を持ってくる。そう、結成当初からのメンバーが出演したのだ。
ステージ1発目は、ヴォーカルのHiromiちゃんが紹介いたが、ベースにSyu氏とドラムにT-いちかわ氏を迎えた【ど初期メンバーによる】『aXXELaTION』で幕を開ける。
続いてはヘッド・バンギングしたくなるノリの良いウイジーに進み、初期メンバー紹介で初期メンバーの最後を飾るにふさわしい3曲目の『メタル・ホリック』へとなだれ込む。
4曲目はヴォーカルのHiromiちゃんがギターを持ち、『エクスプロード・イントゥ・スペース』を演奏。

そして、音夢 (ねむ)こと現SIX STRING SCREaMIN'の畝川君をドラムに迎えて『シルバー&ゴールド』という2バスドコドコのイントロでへヴィなチューンで始まる。
M.C.ではアクセレーション(加速する)てバンド名になるまでの変遷を伝え、「へーぇ、知らなんだワ」っておもろい裏話が聞けた。
さて、次にはミドル・テンポのバラードの『火の鳥』へと。次は『クレイジー・ファイター』というこれまた疾走チューンです。
へヴィなギターのリフと激しいドラムのリズム、ボトムのベースも攻撃的なフレーズがあり、シャウトするヴォーカルがうまく絡み合い、激情を抑えきれないサウンドだ!

そして、お色直しの為ヴォーカル、ベース、ギターが楽屋へ。現ドラマーのToshihisaを迎え、『音夢 & Toshihisa ~DRUMS BaTTLE~』が!!
ステージ左右にセッティングされたドラム・セットから繰り広げられる圧巻のドラム・バトル。これでもかと出される数々のフレージング(!?)が2人の幅の広さとテクニカルな面をさらけ出し、オーディエンスからも熱き声援が飛ぶ。こういう企画モノが途中挟まるのもとても面白かった。

そして、お色直しも終わり、ドラムは現ドラマーであるToshihisa氏が、ベースには現サポート・メンバーのHaJIME氏が担当。
ドラム・バトルを終えたばかりとは思えない体力。ちなみに彼の趣味は山登り!です(^'^)
『ウォーリアーズ』で始まり、'80年代の香りがプンプンする『アース・オブ・ファイヤー』へと。この曲大好きです!
印象的なイントロのギター・リフとメロディアスなヴォーカル・ラインがGoodです。
Seijunのギター・ソロもメロディアスな部分と早く攻撃的なスウィープ奏法とが交差し、えも言われぬ世界観を紡ぎだしている。
『マインド・レボリューション』では今までのアクセレーション・サウンドにはない、重くてへヴィでダークなサウンドがズシズシと場内を包み込む。
この曲は特にベースが目立つし、サウンドの要となっていると思う。その熱さのまま、『ガット・ファイター』へと続き前半を締めくくる。
まさに前半を締め括るに相応しい疾走チューンのこの曲で、会場のヴォルテージがさらにヒートアプする!

さてさて、いよいよ後半戦である第2部へと突入するわけだが、ここで改めてメンバーを紹介しよう。というのもここはパート・チェンジ・タイム。
ヴォーカルにToshihisa、ドラムに上本幸司氏、ギターはHiromiとHaJIME氏、ベースはSeijun。曲はアンセムの名曲『ワイルド・アンセム』を演奏。
オーディエンスも大ノリでこの曲を迎える!!ちなみにギター担当のHajime氏はアクセレーションではサポートでベースを弾いてますが、実はギターの講師です。
真っ赤なギターがステージ映えし印象的でしたよ。パート・チェンジを演るバンドって管理人が知ってる限りでは、人気実力ともワールド・ワイドである MR.BIG と、あとは国内だと・・・ビジー・フォーヽ(*´∀`)ノ

次に、ツイン・ドラムとなる。ライヴ・ハウスMUSIC FaCTORYの店長であり、ドラムの名手、岩ちゃんを迎えてアースシェイカーの『モア』を演奏。
この曲は知ってるよって方も多かったのか、異常に盛り上がった。ギターにSIX STRING SCREaMIN'の田中氏と畝川氏、ヴォーカルはやはりSIX STRING SCREaMIN'の若井氏とHiromiちゃん。
伸びやかな若井氏のヴォーカルが印象的であった。このメンバーによるラウドネスの『イン・ザ・ミラー』ギター・ソロ担当は田中氏!楽しいね~!こういう曲をやってくれるのは楽しめた。

セッション・タイムも終わり、10周年記念ライヴもいよいよ終盤を迎える。まずは、『レッド・ビート』で始まる。
グイグイと引き込むサウンドが場内を包み込み、一体感を作り出してくる。 '80年代の古き良きHM/HRを土台に自らの解釈でオリジナリティ溢れるサウンドを作り上げてきたアクセレーション。
次の曲では一風変わった現代的なへヴィさを前面に打ちだした『ウルフ』を持ってきた。
2枚目のアルバムという、わりと初期に作られた疾走チューンの『ブラック・ミラー』で、場内のボルテージは最高潮に引き上げられていく。
ラスト・ソングの『スピード・オブ・ザ・スター』では、T-いちかわ氏を迎えToshihisaとのツイン・ドラムで、ベースにSYU氏を、Hajime氏をギターに迎えツイン・ギターとなる。
この曲も2バスを散りばめた激烈疾走チューン!ギター・ソロではSeijun & Hajime両氏によるハモリも披露され、見せ場、聴かせ場を作りオーディエンスを巻き込み、本当に最高潮のステージを作り上げた!
本当に久しぶりに楽しく、熱く、一体感を味わえたライヴを体験することができたし、この10周年を一つの区切りとして、これからももっと活躍していってほしいバンドであってほしいと願いペンを置くことにする。

ありがとう!当日足を運んで盛り上げてくださったオーディエンスのみなさん。
そして、改めて言おう!おめでとう!!アクセレーションのみんな!

このアクセレーションのCD,DVDを当然ながら当サイトでも紹介しているので、興味のある方は是非とも入手して頂きたいと思うし、今後の彼らのライヴにも足を運んで盛り上げていって頂きたいと思う。



↑このページのはじめに戻る



































































↑このページのはじめに戻る