BATTLE OF BLOOD IN 大阪 @阿波座BIG JACK
ライヴ・レポ ~ BATTLE OF BLOOD IN 大阪 @阿波座BIG JACK,Legacy of WOLF feat.SATSUMA3042×SUPERBLOOD~
日時:2023.12.03 (Sun.)
会場:@阿波座BIG JACK
【Legacy of WOLF feat.SATSUMA3042】のライヴ・レポです!
【関連リンク】
・WOLF [当サイト内バンドページ]
・SATSUMA3042 [YouTube]
大阪 @阿波座BIG JACK "SUPERBLOOD" 編
cast :
- Vo,G: RYU
- G: OKA☆HIRO
- B: 阿川 "Ryo" 亮一
- Ds: 大内 "MAD" 貴雅
Set List
- Opening S.E. ~ RUNAWAY TRAIN14
- I SEE THE LIGHT
- RIDE THE TIDE
- RAISE YOUR HANDS
- FREE BIRD JAM
- SUPER SOUL FEVER
- IN-OUT
- WANDERLUST
- ROUND AND ROUND
- DON'T BREATH
- guilty guilty
- RESISTANCE
- RESCUE ME
- GOING SAVAGE
オープニングS.E.が終わると同時にヴォーカルのRYU氏が、
「大阪~、東京からWOLFの復活を祝いに来たぜ~!」と叫び、"RUNAWAY TRAIN14" で幕を開けた今回の大阪でのライヴ!
実は管理人はSUPERBLOODを観たのは初めてだったのだが、正直に言おう! むちゃくちゃカッコよかった!
ファンキーな要素とヘヴィな要素とが上手く絡み合い、ドライヴ感溢れる阿川 "Ryo" 亮一氏のベースライン、
タイトでパワフルでありながらも歌を大切にするドラミングで、バンドの持つ良さを存分に引き出す大内 "MAD" 貴雅氏、
そして時にはヘヴィ&トリッキーなプレイとメロディアスにも徹することが出来るOKA☆HIRO氏の冴えわたるギターワーク、
そして、とてつもない声量はライヴ後半まで衰え知らずであり、安定した歌の巧さと巧みなトークでオーディエンスを惹き込む
RYU氏のヴォーカル!
自然とリズムに合わせて動く身体に浴びる音シャワーがとっても心地よいのだ。
楽曲・テクニック・バンドサウンドと、どれをとっても凄いし、虜になる事間違いなしのスーパーバンドだ!
ライヴ終了後の物販でCDを購入、サインを頂いた際にギターのOKA☆HIRO氏とお話し出来たその際、
「広島の福山から来た」旨伝えたら、何とOKA☆HIRO氏も「えっ、オレも広島(市)だよ!」って(^^♪
なんだかより近い存在に思えてきたし、こりゃ音楽性も好きだし凄くカッコいいバンドなんで応援して、
またライヴがあれば行かせて頂きたい!と、そう強く思った夜だった!!
(Wrote it on 2023.12.14)
大阪 @阿波座BIG JACK "Legacy of WOLF feat.SATSUMA3042" 編
当日のセトリ 資料提供:SATSUMA3042氏
【※画像をクリックすると別ページで拡大画像が表示されます】
cast :
- Vo: 松本 龍以
- B: 関 勝美
- Ds: 山波 孝至
- Ds: 堀江 睦男
- G: SATSUMA3042
スペシャルゲスト
Set List
- OPENING S.E.
- SHADOW OF A SHADE
- CATCH YOUR MIND
- ANYPLACE
- REALIZE
- LOVING YOU
- NIGHT WALKER [Instrumental]
- LAST WORD
- BLUE FLYER
- RUNNING FOREVER
- NEVER SURRENDER (on Drums Mutsuo Horie)
- FLYING HIGHER (on Drums Mutsuo Horie)
- YOU REALLY GOT ME (With Vo:RYU,G:OKA☆HIRO)
~ Encore ~
~ SUPER SESSION with SUPERBLOOD
当日はOPENが16:20、17時スタートとなった
"BATTLE OF BLOOD IN 大阪 @阿波座BIG JACK,December 3, 2023
Legacy of WOLF feat.SATSUMA3042×SUPERBLOOD"。
私が阿波座BIG JACKへ到着したのは、たしか16:10頃だったかと。
すると、整理番号順で既に多くの方が列をなしていた。
今夜行われるライヴへの期待度の高さと人気の高さを改めて感じざるを得なかった!
私は今回SATSUMA3042さんへチケット取り置きをお願いしたので、
(SATSUMA3042さんチケット取り置き、資料提供など本当に有難うございました~。この場をお借りして御礼申し上げます(^^♪)
順番的には後半にはなったのだが、会場入りすると後方とは言えPA前辺りを確保できたので
非常に音質がバランス良く聴こえる場所で結果オーライでした(^_-)-☆
さて、会場を見渡すと往年のジャパメタファンであろう事が分かる人達で埋め尽くされており、
熱気も雰囲気も、そして客席を埋め尽くすファンのそれぞれに抱えているであろう気持ちなど、
何もかもが入り混じり”高揚感”という言葉では言い表せない程の、なにか見えない「気」の塊が会場中を包み込んでいる。
バンドもそうだが、ファン一人一人も当時の頃からの想いを引き継ぎ、
そしてそれぞれに歩んできた人生を今に投影し、
この時代のWOLFの姿に思いを継承している、まさにこれこそが”Legacy”だと言えるのではないだろうか!
30数年ぶりにWOLFが戻ってくる!という夢のような今回のライヴを振り返ってみたいと思う。
開場に流れる音楽が一段と大きくなりは始めると会場の照明が暗転し、続いてオープニングS.E.が流れ始める。
会場中が今まで以上の期待と興奮とに包まれていく。
S.E.が終わると同時に、山波孝至氏のお馴染みのドラムフレーズから始まる名曲 "THE SHADOW OF A SHADE"で幕を開ける。
1986年V.A.『METAL WARNING』に収録され、WOLFという名と存在を全国のメタル・キッズに知らしめた同時に、
バンドを代表する曲であり、ジャパメタというカテゴリーと歴史の中でも、
名曲と言われる中に燦然と輝く曲だと私自身、いや会場に来たファンも認める事だと思う!
さて、曲が始まると同時に松本氏と一緒に歌うオーディエンスで溢れ、
サビ部の "THE SHADOW OF A SHADE" の大合唱が会場のあちこちからはっきりと聴こえてきた。
当の松本氏の声は当時と変わってない‼️ ハイトーンもあの当時のままだと感じた。
それどころか、曲数を重ねる毎により声量に力強さが加わり、情感込めた歌に惹き込まれていく!
"CATCH YOUR MIND" はミドルテンポの楽曲であり、この曲もまたギターリフが印象的な曲である。
関氏のベース、山波氏のドラムとのコンビネーションとグルーヴが凄い!
そこへあの松本氏のあの声ですよ!
しかも松本氏の声は徐々にパワーを増していき、とてつもない破壊力をまざまざとみせつけられました!
satsuma3042氏はいままではYouTubeでしか拝見するだけだったが、初体験で感じたのは音質が抜群に良く、
当然の如くギターワークも冴え渡り、バッキングでは他のパートとの被りで埋もれる事のないイコライジングと技、
ソロでは一際弾いてる音の一粒一粒が聴こえて素晴らしかった。
氏はおそらくWOLFの'86からの活動に対する敬意を示しながらも、
未来への新たなページへと紡ぐようなギタープレイを目指しておられたのではないだろうか。
そういった想いが音に表れ、そこにオーディエンスは心震わせることが出来たし、
これがまさに "レガシー" と言えるライブだったなと!
"LOVING YOU" のギターのアルペジオとベースのメロディ弾きから始まるミドルテンポのバラードが美しい。
続く、インスト・ナンバーの"NIGHT WALKER" では印象的なメロディと
テクニカルな場面とが交差しスリリングな展開だが難なく弾きこなすsatsuma3042氏に圧倒された!
そして、1986『METAL WARNING』に"THE SHADOW OF A SHADE"と共に収録された
もう一つの代表曲ともいえる "LAST WORD" !
ステージも曲席もこの瞬間を存分に楽しもうとする気持ちが一体となり、
その熱い気持ちを持ったまま演奏されたのは、"BLUE FLYER"。
この曲で更に一体感が高まっていき、ラストのファスト・ナンバー "RUNNING FOREVER" へとなだれ込み、
印象的なソロのメロディやメンバー全員による熱いステージングで、
サビコーラス部"RUNNING FOREVER"は客席も一緒に歌い一体感もヴォルテージは最高潮に達した!
アンコールに応えてメンバーがステージに戻り、ドラムが第2期メンバーとして活動されていた堀江氏に交代。
なんと、山波氏のセッティングのまま変えずに、"NEVER SURRENDER"、
"FLYING HIGHER" と2曲を驚異的なドラミングを披露された!
最後の最後はセッション大会ということで、ドラムは山波氏に戻り、
SUPERBLOODから RYU氏(Vo,G)と、OKA☆HIRO(G)を迎えて、"YOU REALLY GOT ME" を演奏。
二人のギタリストが繰り広げる驚異的なプレイとリズムセクションの切れの良さとボトム感、
ヴォーカル二人も負けじとオーディエンスを煽り会場は大盛り上がりの内に幕を閉じた!!
凄い宴だった!! ホテルへと戻る道中もう観る事は出来ないとどこかで思っていたWOLFのステージ!
今夜観れてよかった! この会場に居て良かった!とつぐづく思ったものだ!
残念ながら早くにソールドアウトという事でチケットが入手できず、
今回のライヴに残念ながら参加できずにいたファンの方々に朗報です。
来年どこか他所の都市で、"Legacy of WOLF" が観れるかも!?
期待に胸を膨らませ、実現できるその日が来る事を祈りましょ!
管理人もまだまだもっと観たい!と、願うその一人ですから(^_-)-☆!!
※ライヴ終了後、楽屋から出てこられた所でサインいただきました(^^♪
ライヴ終了後お疲れの所を無理を言ってして頂きました。
皆さん快くサインをしてくださいました!
この場をお借りして御礼申し上げます!
(Wrote it on 2023.12.14)