Japan Metal Indies

KRUBERABLINKA,Aphrodite,Jill's Project EX ライヴ・レポート

日時:2012年5月6日(Sun)
会場:大阪・心斎橋MusicClub JANUS


KRUBERABLINKA / クルベラブリンカ

Set List

  1. Don't be so mad
  2. Zulu Suit

  3. ... MC
  4. 太陽

  5. ... MC
  6. ベース・ソロ~砂山
  7. ギター・ソロ~キーボードソロ~帳 (とばり)
  8. だれも
  9. 業火

KRUBERABLINKA are...

  • Vo:赤尾 和重
  • G:鈴木 広美
  • B:山崎 浩一
  • Ds:泉谷 賢
  • Kb:岡田 英之

この日最初に登場したのは赤尾さんのニューバンドであるクルベラブリンカ。
先に発売されたミニ・アルバムから全曲と新曲を含む7曲の演奏だった。
1曲目はアルバムと同じ"Don't be so mad" から始まった。
刻まれるギター・リフと同調してベースの思いうねりとドラムの小気味よいリズムに合わせて赤尾さんの力強いヴォーカルが、えも言えぬ存在価値を高めている。
クルベラブリンカという新しい存在をオーディエンスに魅せつけグイグイと引き込んでいく様はまさに圧倒的と言える。
テラ・ローザ時代よりも声量があがったよね!!と思いながら聴いておりました。
それと、さすがに若い頃から和製ロニー・ジェイムス・ディオとの異名をとる赤尾さんまったく音程にブレがない。
この後やっとこさ購入したアルバムは、ここ最近の中でもヘビロテで聴いておりますです。
早く終わったなというステージでした。フル・アルバムを発表してフルでのステージを次回は必ず観たいなと思った当日の夜でした。



↑このページのはじめに戻る

Aphrodite / アフロディーテ

Set List

  1. S.E. ~ 紅蓮の炎
  2. Holy,unholy

  3. ... MC
  4. 人形愛

  5. ... MC
  6. Day Dream

Aphrodite are...

  • Vo:荒木 真為
  • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
  • Ds:堀江 仙人
  • G:西村 守

東方プロジェクトというPCゲームのBGMを様式美ハード・ロック・アレンジで聴かせるこちらも様式美メタルです。
このバンドのフロントマンいや、フロントレディーである荒木さんの声量も凄い!
どこからこんな声が出るんだろう!?ってくらいに細身の身体から発せられるパワフルな声に圧倒されます。
この後出演のジルプロEXのメンバーである岡垣氏と関氏も在籍。
ドラマーはスターレス、シェラザード、ウルフ、テラローザなどなど数多くのバンドで活躍されている堀江仙人ですが、音デカイけど、繊細なドラミングを聴かせてくれます。
ギターは本来鈴木広美氏なんですが、当日クルベラブリンカにも出演するので西村氏がギターを代役されて出演。
氏のギターを聞くのは初めてでしたが、凄く綺麗なギターを弾くっていうんでしょうかねぇ。。。
すみません管理人はギター下手なんで、ギターに関する事になると極端にボキャブラリーが激減してしまします・・・(~_~;)
曲数は少なかったんですが、十分に楽しめるアフロディーテのステージでした。


↑このページのはじめに戻る

Jill's Project EX / ジルズ・プロジェクト EX

Set List

  1. REACH OUT FOR SOMETHING
    • Vo:千田 忠彦
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  2. I HAVE THE SHAKES
    • Vo:千田 忠彦
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  3. CRAZY ME
    • Vo:千田 忠彦
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  4. DEFEND OUR BOAST
    • Vo:千田 忠彦
    • G:足立 "YOU" 祐二
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  5. HEAVY RAIN SHEDS BLOOD
    • Vo:千田 忠彦
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • G:足立 "YOU" 祐二
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  6. UPSURGE UNCONSCIOUS
    • Vo:祇上 養一
    • Vo:千田 忠彦
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • G:足立 "YOU" 祐二
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
  7. I'm HERE FOR YOU
    • Vo:祇上 養一
    • Vo:荒木 真為
    • G:日下部 "Burny" 正則
    • G:足立 "YOU" 祐二
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志
    --- アンコール ---
  8. FRIDAY FREE FAIR
    • Vo:赤尾 和重
    • G:足立 "YOU" 祐二
    • B:関 "ANI-Katsu" 勝美
    • Ds:出原 卓
    • Organ,Kb:岡垣 "Jill" 正志

そして、今夜のメイン・イベントであるジルズ・プロジェクト EX の登場です。
S.E.が終わり、"REACH OUT FOR SOMETHING" の冒頭のオルガン・サウンドがかかるとオーディエンスのボルテージも上がり、バーニー氏の刻むリフから始まるこの曲。
何十年ぶりに見たことだろうバーニー氏のギター・ワーク!!
思わず涙が溢れるくらいに興奮する自分が居ました。ウルウル・・・
足立氏のステージもバーボンハウスで観て以来だから、何十年ぶりだ???ってくらいに久しぶりに、氏の指先から紡ぎだされる美メロの雨に打たれながら感慨に耽っておりました。


大きなウネリとヘヴィに刻むベース・ラインに、パワフルでありながらグイグイとバンドを引っ張っていく出原氏のドラミング。
時には妖しく、美しくもあるキーボード・サウンドでバンドのメイン・カラーを色付けていく岡垣氏の奏でるメロディー。
今回のヴォーカルはDEAD EYED SPIDER で活躍する千田氏が担当。
氏のスタイルは高音域も凄いですが、中音域から若干高めまでが凄くカッコよく伸びるんですね~!!力強いしCDで聴くのとはまた違った意味での良さが出てると思いました。


ステージも中盤になるとバーニー氏とYOU氏のダブル・ギターで魅せます!
そして、オリジナル・シンガーである祇上氏の登場でますます盛り上がりをみせていくオーディエンスと、それに呼応するかの如くステージ上のメンバーの熱い演奏が織り成すえも言えぬ一体感がClub JANUSの空間を埋め尽くしていく。
熱い熱いステージも終わりを告げると、 ”まだモノ足りない。熱い心をもっと聴かせてくれ!”と叫ぶようにすぐさまアンコールの嵐が続く。
それに応えるようにメンバーがステージに再登場。
なんと、ラストは赤尾さんを迎えてのテラ・ローザ時代の名曲である"FRIDAY FREE FAIR" での締めくくりに集まった多くのオーディエンスは涙モノになったに違いない!!
まさか、ここで足立氏と赤尾さんを迎えてのこのナンバーが聴けるとは思っていなかったので、まさにサプライズなプレゼントである。
福山から高速バスで行った甲斐があったというもんである!!
しかし、大阪(関西)って今でもすごく熱い地なんだなぁ~と、改めてつくずく思った。
ジャパメタの聖地である関西にまた住みたいな!と思いましたよ、ホント(^。^) !!


↑このページのはじめに戻る