SABER TIGER ELIMINATED TOUR 2024 @ CRAZYMAMA KINGDOM, OKAYAMA
ライヴ・レポ ~ SABER TIGER ELIMINATED TOUR 2024 @ CRAZYMAMA KINGDOM, OKAYAMA ~
日時:2024.11.04(Mon.)
会場:@岡山CRAZYMAMA KINGDOM
【SABER TIGER ELIMINATED TOUR 2024】のライヴ・レポです!
HIGH WIRE / ハイ・ワイヤー(from 広島) 編
🔶Japan Metal Indies HIGH WIRE Page
cast :
- G: TAKEHIKO KURODA
- Vo: HIKARI SHIRAYAMA
- B: koh-z UEMOTO
- Ds: 高橋 晋
Set List
- Live Fight To Die (from『HIGH WIRE / Ⅱ』)
- Never Surrennder (from『HIGH WIRE / Ⅱ』)
- Beyond The Glory Light
- Stand Up
- No Pain No Gain
~ Opening S.E. ~
~M.C.~
~M.C.~
今回の "SABER TIGER ELIMINATED TOUR 2024 @ CRAZYMAMA KINGDOM" のオープニング・アクトに抜擢されたのは、
広島を中心に活動する女性ヴォーカル擁する、オリジナル・ハード・ロック・バンドのハイ・ワイヤーだ!
彼らのステージを何度か体験しているが、正直に言おう!
今回の岡無いように言うが、いままでが決してとかでは勿論無い!
ライヴを120%のパフォーマンスを見せてきている事は知っているし、
素晴らしいオリジナル曲も持っている!
だが、圧倒的にサウンドが良かった!!
TAKEHIKO KURODA氏は、バッキングでは歌を引き立てるサウンドで曲を盛り立て、
ソロ時には圧倒的な存在感を出した上で尚且つ、
際立つメリハリにあるサウンドと、ソロの展開、メロディの構築を図り、
流れるようなベース・ラインとテクニカルな面と両面でのステージングが個人的に大好きなkoh-z UEMOTO氏、
屋台骨であり、ヘヴィなボトムや曲間に垣間見えるセンスの良いフィルインが印象的だった高橋 晋氏、
そしてバンド内紅一点であり、バンドの顔でもあるHIKARI SHIRAYAMA嬢の
聴きやすくメロディを重視したヴォーカル・ラインを見事に歌いこなすスタイルが特に今回印象的であった!
さて、当日は16:30開場で、開演17:00という案内通り、
17:00ジャストになると会場の照度が下がり、Opening S.E.が流れてくる!
S.E.が終わるやすぐさまドラムのフィルから始まる、
彼らの2ndアルバム収録の"Live Fight To Die"というハードナンバーで幕を開けた。
縦横無尽に駆け巡るベースラインをバックに、極上のサウンドで攻め立てるギターソロが印象的である。
2曲目に同じく2ndアルバム収録の"Never Surrennder"。
筆者はこの曲お気に入りである!
歌メロも聴きやすいメロに終始しており、バンド・サウンドは程良いヘヴィさとがうまく重なり合い、この曲の魅力を一層掻き立てている!
M.C.でアナウンスされたが、次回3rdアルバムへの収録予定の曲である、
"Beyond The Glory Light" はかなりのハイトーンを駆使する楽曲だ!!
ここで、HIKARI嬢の歌の巧さが際立ってくる!
3曲目になり、随分と緊張も柔らいできたのかハイトーンも音程がブレることなく、
安定して出ているのだ!
凄い!!と会場で聴きながら思った!
楽曲ももちろんミドル・ファストなナンバーで、素直にカッコいいと思った!
ライヴ終盤は、ファストなナンバーであり、"Stand Up"と立て続けに攻めるノレる楽曲で、
特に "No Pain No Gain"で聴けるkoh-z UEMOTO氏が歌のバックで奏でる
ベース・ラインがめちゃくちゃカッコイイし、ドラムとのコンビネーションも抜群だ!!
曲半ばの静かな部からソロへの展開が見事だし、TAKEHIKO KURODA氏のメロディ・センス満載のソロに脱帽だ!
サウンド・メイクも見事だし、展開・曲そのものを活かすメロ・センスもお見事としか言いようがない!
こりゃ、早く3rdアルバムを聴きたい!と素直に思ったし、今後のライヴ活動も凄く楽しみなバンドの一つだと自信を持ってお勧めできます!!
(Wrote it on 2024.11.12)
SABER TIGER 編
🔶Japan Metal Indies SABER TIGER Page
cast :
- Vo: 下山 武徳 / Takenori Shimoyama
- G: 木下 昭仁 / Akihito Kinoshita
- G: 田中 康治 / Yasuharu "Machine" Tanaka
- B: hibiki
- Ds: 水野 泰宏 / Yasuhiro Mizuno
Set List
- Opening S.E.
- 斑の鳥
- The Moonlight Shines
- 昏い箱庭
- From The Past To Tomorrow
- Malicious World
- Power of Silence
- 鮮やかな軌跡
- 鬼哭の亡霊
- 孤独と霧の彼方
- Resist The Pressure
- Strike Back
- The Crowbar Case (from『OBSCURE DIVERSITY』)
- Sin Eater (from『BYSTANDER EFFECT』)
~ Encore ~
まず冒頭で述べておくが、これからこのツアーを観に行かれる方には、
セトリを掲載しているので完全なるネタバレになりうる可能性もあるので、予めご了承いただきたい。
17:50頃だったと記憶しているが、場内の照明が落ち一際大きくなったスピーカーから流れてくるオープニングS.E.にメンバーが登場!
この日演奏されるのは、全曲ニュー・アルバムからの楽曲だという事前情報を得ていた。
とは言っても、筆者は事前にCD購入せず、絶対に会場でGetしようと思っていたからまったくどのような曲調なのかといった事も分からない、
果たしてノレるのかといった一抹の不安があったのは事実。
しかしながら、その心配は杞憂に終わる。
勿論それはサーベル・タイガーの新譜の出来の良さからに他ならないというのは紛れもない事実。
S.E.の終わりと共に、下山氏の「岡山ー!!」の叫びに呼応するように水野氏のカウントから1曲目 "斑の鳥"がスタート!
アルバム冒頭を飾るファストでヘヴィ・チューンの楽曲で、
水野氏のパワー溢れ、テクニカルなドラミングに、
指弾きで?思わすくらいのアタック感とドライヴの強いサウンドで全編魅了してくれるhibiki氏のベース。
続く "The Moonlight Shines" でも聴かせてくれるのは、従来のサーベルよりストレートであり、パワー・メタル然とした楽曲なんだと感じた!
M.C.を挟み "昏い箱庭"というミドル・ヘヴィな曲。
この曲のソロでも聴かれるのだが、木下氏と田中氏の各パートではそれぞれの気持ちを指板上で奏で、
ツイン・ギター・パート部ではメロディを重視するといった具合に強みを上手く活かした展開で聴かせてくれる。
ミドル・テンポのパワー・バラードである、"鮮やかな軌跡" のイントロでドラムのフィルインにシンコペで入ってくるギターの儚いメロディ・ライン。
この部分が大好きだし、筆者はこの新作の中でも特にお気に入りの楽曲である。
下山氏の書きあげる詞、CDの帯にも書いてあるがまさに詩人である。
ヘヴィに歌い上げる下山氏の凄さも勿論素敵であるが、筆者はこのようなミドル・テンポ、パワー・バラードで歌う下山氏のスタイルが凄く好きである。
なぜ好きなのか?
そこには歌詞の中にある情景を下山氏が頭の中で再現し、ドラマの主人公になり魂を入れ込んで歌うからなのであろう!
終盤は、ミドル・テンポの"孤独と霧の彼方"から、ヘヴィ・チューンの "Resist The Pressure"への流れ込む様に、
そしてファスト・ナンバーの "Strike Back"と怒涛のごとく熱いステージが展開されていった。
メンバーが楽屋へと引き上げていくが、熱気冷めやらぬオーディエンスからすぐさま
「サーベル、サーベル」のアンコールを求める声が会場中から聞こえてくる。
メンバーもその熱き呼応に応えて会場へと再び姿を現すと、再び会場中が大きな拍手で出迎える。
そこにはもっともっと聴かせて欲しい、もっともっと熱いステージングを観たい、
もっともっと一体感をバンドと一緒に味わいたい!といった声に出さずとも、
会場のオーディエンスの顔を見ると一様にそう告げているようであった!
その熱い想いを受け入れ、場dン渡川の提示はファストでノレる楽曲の
"The Crowbar Case (from『OBSCURE DIVERSITY』)"と、
イントロのギター・リフが印象的な"Sin Eater (from『BYSTANDER EFFECT』)"であった!
全体を振り返ると、観せる・聴かせるという徹底されたプロの凄さとテクニカルな面、
そして凄まじいまでの音圧に圧倒されるばかりであった!
M.C.で、2025年には45周年を迎えるという事を下山氏が語られていた。
国内でのHM/HR界に於いてこれほどまでに長きに渡り、
休むことなく一歩づつ確実に地に足を付けて歩み続けてきたバンドはどれほど存在するだろうか。
地道に各地にファンを開拓し、ライヴ活動やCD販売などを通して種を蒔き、
フリークを増やしてきたサーベル・タイガー。
確実に各地に存在する蕾がいつしかCDを手に取る人やライヴ会場へ足を運ぶフリークの笑顔と
興奮の入り混じる満足した表情という大輪が開いた時期だと言えるだろう!
2025年には、記念イベントもあるそうで益々目が離せないし、
記念碑的なアルバムなどもリリースされるのか気になるところであるが、
何らかの発表がバンド側からアナウンスされるのが待ち遠しく、また目が離せないのが北の狂獣である!
追記:当日は会場入りすると会場内はイスが準備されていました。
私は、オフィシャル・サイトでの予約でしたので、ファンクラブの方向けの優先販売順の次に呼ばれましてね。
何と2列目のど真ん中に陣取りましたわ(^^♪ お隣の男性の方とお話しすると、何と福岡から来られてましたね!!
サーベル・タイガーのオープニングS.E.が流れると同時に一様にオーディエンスが立ち上がり、ステージ前へと突き進むような感じに!
ライヴが始まるとステージ前に設置されてる金属製のガード(名称知らないのでご存じの方ご教授ください)前に多く集まってきました。
わたしもつられてそのまま前に行ったのですが、2列目くらい!
その時ファンクラブの方だと思うのですが、ご自分が右側に逸れて私をガード前に入れてくださいました!
何とお優しい方!!もし見られてたらその際は有難うございました~(^^♪
お蔭さまで最前列にて存分にサーベル・ワールドを堪能することが出来ました!
そしてこれは絶対に触れておこうと思った事なんですがね、岡山CRAZYMAMA KINGDOMさんでのライヴはいつ来ても、
なにを観ても素晴らしく音の良い観やすいライヴハウスだと!
それに上質な音質とバランスの良さ! さすがに長きに渡り岡山県下で様々なプロ・アマ問わずジャンルも多岐に渡り支持されているライヴハウスさんなんだと改めて強く思った次第です!!
出演者側・観に行く側どちらにとっても最高のライヴハウスさんですので、これからも絶対にここで上質なライヴを体験しようと思いました!
Thanks 岡山CRAZYMAMA KINGDOM!!
(Wrote it on 2024.11.11)
そして、入場時にチケットの現物を頂きました。
というのも、今回はサーベル・タイガーさんのオフィシャル・サイトにて予約購入していたので、
実際にチケットを見るのは当日でした(^^♪
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幸いにもステージ前方に陣取っており、しかも場所的にはステージ上手側の田中 康治氏の真ん前!
ライヴ終了後、田中 康治氏がピック数枚を手に取り、前列のオーディエンスにオリジナル・ピックを何枚か手渡してくださいました!!
幸運にもいただけました(^^♪
ありがとうございました~素晴らしい記念品になりました!!
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