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The Fool's tour 2021 in 岡山・IMAGE Novenmber 13th, 2021【NERVOUS編】

ライヴ・レポ ~ The Fool's tour 2021 in 岡山・IMAGE【NERVOUS編】~

日時:2021.11.13(Sat.)
会場:@岡山・IMAGE

【The Fool's tour 2021;NERVOUS編】のライヴ・レポとなります!

@岡山・IMAGE 2021.11.13 NERVOUS編

cast :

  • Vo: Kenichi Shimoda
  • G: Masahiko Kato
  • B: Kouichi Shimada
  • Ds: Akira Katayama

Set List

  1. DOOMSDAY CLOCK -Instrumental-【Opening S.E.】
  2. Last Soldiers
  3. Nightmare
  4. Playback
  5. Checkmate
  6. Strange Shadow

ステージが暗転し、初のナーバスのライヴを体験する喜びを噛みしめていた。
 静かに流れてくるOpening S.E.は、2ndアルバム『CHECKMATE』の冒頭を飾る "DOOMSDAY CLOCK -Instrumental-" だ。
ギターのアルペジオから紡ぎだされてくるメロディに乗り、様式美的な美しさを持つドライヴ・サウンドのギターをメインに、
バンド・アンサンブルによるハードな面を徐々に見せ始める。
S.E.も後半に差し掛かった刹那、岡山伝説のパワー・メタル・バンド、ナーバスのステージの始まりが、ドラムのKatayama氏によるカウントを号砲に幕を開けた!


今回のライヴは'21年7月にリリースした2ndフルレンス・アルバム『CHECKMATE』からの選曲のみで、むしろこれはバンドが本作の出来に自信を持っている証左であり、また、このコロナ禍におけるライヴ活動も制約がある中でお披露目的な要素が強い。
 ここで、アルバム中の曲を中心に披露し、その存在を広めることはバンドとして必須だし、正解だと思う!


 さて、話を戻そう。
ライヴの1曲目を飾るのは、歯切れのよいギターのリフで始まる "Last Soldiers"。
野太いハイトーンを駆使するShimoda氏のパワフルなヴォーカル・スタイルと、正統派スタイルの技法とメロディ・センスとソロの中に垣間見える様式美系のメロの組み立て方が秀逸だ!


 先程「正統派スタイル」という言葉を使ったが、最近のHM/HRシーンでは、とんと聞かなくなったような気がする。
超絶技法や速弾きを前面に押し出すギター・スタイルというのも凄いと思うし、ある意味バンドの存在を知ってもらう "近道的手法" として必要だとも思う。
しかし、独自のメロディ・センスを兼ね備え、そこで勝負の出来るギタリストが非常に少なくなってきているのも悲しいかな現実であろう。
だが、このナーバスを率いるKato氏のギター・スタイルは「正統派スタイル」というものにピタリと当て嵌るのだ。
まずは、バンドとしての音楽性の確立とメロディを主体としたHRを奏でる信念があるいうことだ!


そして、この信念を【音楽として】・【バンドとして】思いを1つに体現しているのが個々のメンバーの存在だ!
ベースのShimada氏のバンドの基礎部分を支える重厚なベースは時にヴォーカルと共にメロディを追い、攻撃的なまでにアグレッシヴにメロディを奏で、ギター・ソロ時などには徹底的にボトムを支える側に徹するといったスタイルが頼もしい。
 そして、ドラムのKatayama氏のヘヴィなグルーヴとリズムにより、バンドの屋台骨を支えながらも曲中ではタイトなリズムと独創的で刺激的なフィル・インで曲に息吹を与える。


Shimoda氏は、上記したように野太いハイトーンによる強力なヴォイスで曲に魂を吹き込み、オーディエンスを煽り、気持ちを高ぶらせる術を知り尽くしたパフォーマンスでライヴを盛り上げる!
そう、メンバー個々が己に課せられた宿命を知り尽くしたステージ上の戦士なのだ!


ステージ後半は2ndアルバム『CHECKMATE』より、アルバム・タイトルにもなった "Checkmate"。
この曲はYouTubeでOFFICIAL VIDEOを配信しておりオーディエンスに最も知れ渡っているのであろう、一層の盛り上がり方を見せた!! 管理人の私も個人的に大好きなナンバーである!!
ライヴのラストは2ndアルバム『CHECKMATE』の中で最もファストなナンバー "Strange Shadow"。
曲中ではオーディエンスと一体となった、コール&レスポンスで一層の盛り上がりを見せてくれた!
30分程のステージで5曲(S.E.除く)短く感じた。というのもやはり楽曲が優れている点、バンドとしての纏まりのある演奏力・観せるパフォーマンスで、オーディエンスにもっと聴きたい・観たいと思わせるライヴ内容だった。


ライヴ後、メンバーの皆さんと少しお話しできる機会を得て素敵な時間とライヴを見せて頂いた事に感謝だった!
次、またこのナーバスのライヴには必ず足を運んで新たな発見と魅力に取りつかれてみたいと思うのだった!


 下の写真は当日のライヴ・フォトで、画像をクリックすると拡大画像が別ページで開きます。
 尚、この写真はFacebookにアップされていた画像をメンバーの方に使用許可を頂いております。
許可くださったナーバスの皆さん、素敵な画像を撮影された方、関係する全ての皆さんにこの場をお借りして御礼申し上げます!


                                                                    (Wrote it on 2021.11.20)



当日のチケット


ライヴ序盤でのショット。



熱いステージの一瞬一瞬を激撮。




写真から熱いステージの模様を感じ取って欲しい!



コール&レスポンスで一層の盛り上がりを見せてくれた!


物販で購入したリストバンドを付けてライヴに参戦!ほぼ最前列・センターに近い場所で観れたので良かった~♬


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