TILT & Mephistopheles ライヴ・レポート
BEAST & DEVIL IN YOUR BED II
日時:2016.05.04 (Wed.)
会場:@梅田Zeela (大阪)
TILT
Set List
- PUTTIN' DOWN THE WHISKY
【from Album『TRAVELLIN' BAND』】 - STICK INTO YOURS
【from Album『THE BEAST IN YOUR BED』】 - ALL OR NOTHIN'
【from Album『ALL OR NOTHIN'』】 - HARD WORKIN' LOVIN' MAN
【from Album『THE BEAST IN YOUR BED』】 - BLUE JEAN QUEEN
【from Album『TILT TRICK』】 - HOLD ME ~SE
【from Album『STICK INTO YOURS』】 - I NEED A WOMAN
【from Album『TILT TRICK』】 - WHO'S GONNA WIN
【from Album『TILT TRICK』】 - LOVE MAGIC TRICKS
【from Album『ALL OR NOTHIN'』】 - INST. ~ Guitar Battle ~
- CHEAP THRILLS
【from Album『TILT TRICK』】 - BLOODY MARY
【from Album『STICK INTO YOURS』】 - ROCK YOU
【from Album『STICK INTO YOURS』】 - BOYS ARE BACK IN TOWN
【from Album『TRAVELLIN' BAND』】 - ROOM NUMBER #609
【from Album『STICK INTO YOURS』】
~ ENCORE ~ - TRAVELLIN' BAND
【from Album『TRAVELLIN' BAND』】
- Vo:榊原 "American.Cherry" 武
- G:片野 泰樹 / Taiki.Katano
- G:大原 辰之 / Tatsuyuki.O'hara
- B:宮崎 哲朗 / Tetsuro.Miyazaki
- Ds:三井 炳昇 / Akinori.Mitsui
(O.A)のTHE JEAN GENIES、メフィストフェレスのライヴが終わり、ライヴの合間に流れてくる上質の選曲群は、SPECIAL GUEST (DJ) 増田 勇一氏によるもので、いやが上でも見る側のコチラとしてはテンションがアゲアゲになってきます !(^^)! そして、会場が暗転し、オープニングS.E.がゆっくり流れ始めると、いよいよ今夜の真打ティルトの登場です! メンバーがステージへ次々と登壇し、最後に花柄のジャケットを着込んだAmerican.Cherry氏がステージ左端へ姿を現す。 ギターの片野氏による、「Hello, Motherfucker!」の叫び声とともに1曲目の "PUTTIN' DOWN THE WHISKY" の演奏が始まる! 今か今かと待ち望んでいた大阪のオーディエンスも一気に体から湧き出るパワーが彷彿としてくる事に気付いたはずだ。 American.Cherry氏の存在自体に強烈に華があり、管理人も興奮してこれでもかというくらい拳を突き上げる! 2曲目はハードなナンバー "STICK INTO YOURS" でさらに盛り上がってくるような選曲があり、 "ALL OR NOTHIN'"、"HARD WORKIN' LOVIN' MAN"、"BLUE JEAN QUEEN" のハードでご機嫌なR&Rナンバーが続く。 M.C.を挟んでミドル・テンポなバラード "HOLD ME" でグッとオーディエンスの心を惹きつける! この曲は大好きで、1986年に発表された6曲入りミニ・アルバム『STICK INTO YOURS』に収録されているが、 当時かなり何度も何度も聴き返した事が思い起こされた。 このライヴでも聴かせてくれる "HOLD ME" はギターソロではこの曲を一層引き立てるメロディアスなソロを聴かせてくれる。 "I NEED A WOMAN" を挟み バラード・ナンバーの "WHO'S GONNA WIN" でしっとりと、じっくりとTILT WORLDへと確実に惹きこんでいく。
ステージ中盤では、インストのGuitar Battleを披露。 このあたりから後半へとなだれこんでいくが、盛り上がる事必至のナンバーが目白押し! ミドル・テンポなR&Rナンバーの "CHEAP THRILLS"、ティルトの中でも歴史と人気のあるナンバー "BLOODY MARY"。 記憶が定かならば確かギターの大原氏はギターのハードケースを客席の何人かが下から支え、そのケースに乗っかってソロを弾きまくる!! まさに祭りで山車が練り歩くかの如く、そのケースはステージ前からどんどんと客席後方までへと移動する! 迫力があるのと、まさにライヴ・バンドの帝王であり優れたパフォーマー魂を魅せつけてくれる! 続く "ROCK YOU" の合唱でオーディエンスとの一体感がより一層強固になり盛り上がりも熱を帯びる。 ラスト・ナンバーの "ROOM NUMBER #609" までが一気に進んでしまい時間が足りないとさえ思った..... アンコールの "TRAVELLIN' BAND" で幕を閉じることになるが、American.Cherry氏がM.C.で言われたように 来月(2016年5月時点)にはアルバムが発表される予定という事なので、その音源が非常に待ち遠しい!! ニュー・アルバムと共に新たで素敵なサウンドを引っ提げて次の旅に出るティルトに出会いたいと思います!!!
そして、今回のライヴへ御招待頂いた感謝とライヴ後は楽屋まで訪問させて頂き、楽しい時間を過ごせた事を書いておきたいと思います。メンバーの皆さん、関係者の方々にただただ感謝です。 この場をお借りして御礼申し上げます。